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LED 発光ダイオード 低価格化 [経済ニュース]

LEDは電力不足の今年は特に需要が高まる

直管LEDに「低価格化」の壁 規格統一も蛍光灯と互換性なし LED照明を導入したローソンの環境対策実験店舗=広島県呉市(写真:フジサンケイビジネスアイ)  今夏の電力不足に備え、白熱電球などと比べて消費電力が少なく、寿命も長いLED(発光ダイオード)照明の需要が高まっている。家庭での切り替えが進むLED電球の認知度が高まってきた一方で、蛍光灯からの置き換えが期待される直管型LED照明は、普及が始まったばかり。普及に向けて業界団体が直管型LEDの統一規格を策定したが、低価格化など乗り越えるべき課題は少なくない。  ◆ヤマダはレンタル  直管型LEDランプの現在の相場は1本型で2万~3万円と高い。だが、消費電力は蛍光灯の2分の1程度、寿命は3倍以上の4万時間と省エネ効果が高く、オフィスや公共施設での置き換えが徐々に進みつつある。  大手コンビニのローソンは、LED電球に続き、1月から直管型LEDも順次導入しており、4月末現在で約700店で直管型LEDを使っている。  横浜市営地下鉄もブルーラインの駅の蛍光灯を直管型LEDに順次切り替える。第1弾として7月をめどに、主要9駅の蛍光灯2301本を直管型LEDに替える計画だ。9駅だけで年間の電気代が300万円近く削減できるとしている。  オフィスや工場などにLED照明を貸し出す企業も現れている。家電量販店のヤマダ電機は、4月から事業所向けに直管型を含むLED照明レンタルサービスを始めた。すでに大口の引き合いもあるという。  直管型LEDは、昨年10月に日本電球工業会によって統一の安全規格が初めて策定された。それまでの直管型LEDは、蛍光灯の口金との互換性が不十分だったり、衝撃や振動で脱落する危険性が懸念されていた。  規格策定によってこうした問題がクリアされ、これまで発売を見合わせていた大手メーカーが相次いで同市場に参入。パナソニックや東芝などが規格に対応したL形口金の製品を発売し、リコーも7月にLED照明事業に進出する。  ◆産業界全体で推進を  ただ、普及拡大には課題も残る。同工業会によると、LED電球の平均単価は2009年初めは約5000円だったのが昨年後半には3000円前後まで下がった。これに対し、直管型LEDはまだ本格普及に至らないことから高価格のまま推移している。  大手メーカーの相次ぐ参入で価格を押し下げる期待もあるが、規格策定によって蛍光灯の器具と互換性がなくなり、器具の設置工事が新たに伴うことが壁になっている。天井を壊して器具を入れ替える大がかりな工事が必要なケースもあり、導入に二の足を踏む企業、事業所もあるとみられている。業界関係者は「震災後、取り付け業者も足りなくなっている」と供給サイドの人手不足も指摘する。  メーカーの担当者は直管型LEDについて今年が「普及元年」と意気込む。業務用中心の直管型の市場拡大には、産業界全体が率先してLED化を推進する動きが求められそうだ。フジサンケイ ビジネスアイ 5月10日(火)8時16分配信・・・Yahooニュースより



 



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